2011年07月02日

会社を宗教法人にしよう

もう10年以上前になるが、ある会社(僕の会社ですが)に出入りしている経営コンサルタントがいた。

このコンサルのおっさんは、年に1回、大きな会議室を借りて『社会風俗研究発表会』なる講演をおこなった。

世の中の流れを調査し、独自研究した成果を発表するのである。僕もたまたま仕事がひまだったので聞きにいった。

あるとき、講演の最後にコンサルがこんなことを言った。

「これからの時代、若者は会社についてこなくなる」
「だから、いっそ会社を宗教団体にし、社員を信者にしないと会社はツブれる」


会場からは、どう反応していいのか困ったようなユルイ笑いが起こった。コンサルは「私は本気で言っているんですよ」と念を押して言っていた。

で、このコンサルの予言が当たったのか、10年後に実際に会社はツブれたのである。
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このコンサルの言っていたことにはたしかに一理ある。

実際、創業者をほとんど教祖扱いしている会社は多い。

創業者の幼少期から会社の立ち上げ、成長までの物語を大げさに書き上げて本にする。経営の名言集もつくる。さらには、創業者の名前を冠した経営塾までつくったりする。創業者の影響が色濃く残っている会社は、すでに宗教団体化しているとも言える。

まあ、ある程度の歴史がある会社は、たいていの場合、創業者を教祖化しようとするね。で、たいがい失敗するけど。

日本的な会社主義を維持するためには、何かを神格化しなければならないのかもしれない。

さもなくば、資本主義を徹底して、弱肉強食の世の中にするか。


たのんます
posted by にあごのすけ at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネスアイデア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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