2011年08月02日

第3の手

昔、こんなものを作ろうとしたことがあった。
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胸のあたりに機械製の第3の手を取り付けようというアイデア。

これを思いついたのは、どちらかというと哲学的興味からである。

普通、「自分」が身体のどこにあるかと問われると、「頭の中」にあると考える(ギロチンで首を切られるところを想像したら、胴体ではなく頭のほうが自分だと考える)。

でもそれは、頭の中に脳があるからではなく、頭に目・鼻・口という主要な器官がついているからではないか。もしも目・鼻・口が腹についていたら、「自分」は胃のあたりにいるように感じるのではないか。

逆に、すべての痛みは脳が感じているはずなのに、手をケガしたら手に痛みを感じる。これも不思議な話だ。

サルを使った実験では、サルに道具を使って食べ物をとることをおぼえさせたら、そのときの脳波は、手を使って取るときのそれと同じになったそうだ。

で、話は戻ってさきほどの「第3の手」。

センサーは、ロボットアームと胸とが接触しているところ(のみ)ある。

ロボットアームが何かに触れたとき、被験者の胸に電気ショックか何かが伝わる。ロボットアームを動かすときも、被験者の胸の微弱電流に反応して動く。

つまり、情報を受けるのも発するのも、自分の胸板の皮膚のみ。それでも何年か使い続けているうち、まるで自分の本当の腕と同じように使いこなせるようになるんではないか・・・と思った次第。

しかし、これだけ科学技術はすすんでも、義手や義肢は昔と変わり映えしない。

やっぱり需要が少ないからか。金もうけ主義の悪いところかね?


たのんます
posted by にあごのすけ at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学アイデア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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