2011年08月21日

アリバイをつくる

ちょっと変わったブログを見たことがある。

ブログの主は、病と闘っている女性。日々の闘病生活をブログにつづる。ところが女性は、不幸にも亡くなってしまう。

だが本人が亡くなったあとも、ブログは更新され続けているのである。それも本人によってである。亡くなった1年後やクリスマスなど、節目に本人によるコメントがブログに投稿される。

タネを明かせば彼女は、ブログの「投稿日付指定」機能を使っていたのである。亡くなる前に、日付指定した記事をたくさん書き残していたらしい。今後も数年間は、彼女による記事投稿があるわけである。

感動的ではあるが、どこか奇妙な話ではある。

映画バッファロー'66で、ヴィンセント・ギャロ演じるヘタレなチンピラが、友人に奇妙な頼みごとをするシーンがある。

チンピラははめられて、数年間刑務所暮らしをするはめになる。ところがそんなことは、両親に口が裂けても言えない。親が怖くてたまらんのである。

そこで彼は友人を呼んで頼みごとをする。

「オレは遠いところに仕事に行っていることにするから。おとんの誕生日にはこれを実家に郵送してくれ。おかんの誕生日にはこれ、クリスマスカードはこれだ。間違えるなよ! オレが監獄にいるなんてバレたら困るんだ!!」

友人はいやいやそれを引き受ける。

され、こんな感じの「アリバイサービス」なんてどうでしょう。
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数年間にわたって、ブログの更新やSNSへの書き込みをしてくれる。友人知人への年賀状も出してくれる。

その間、自分は浮世を離れて世界を放浪するなり、インドにこもって修行するなり、単純に自分の家にひきこもるなり、好きなことをすればよい。

もちろんこれをするにあたっては金が必要だ。

まあ、金があって好きなことをするんであれば、別に姿をくらます必要はないとも言えるが。世間のしがらみから一時的に自由になりたい人のために。


たのんます
posted by にあごのすけ at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会アイデア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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