2011年08月26日

ヘリクツをつくる

90年代、哲学の世界では有名なソーカル事件というのがあった。

ソーカルという人物が、科学用語や数学用語を適当にならべてチンプンカンプンな嘘の哲学論文を作成し、有名な評論誌に送ったところ、掲載されてしまったという事件である。

『ホレ見てみい! 哲学者はゴタクを並べて世界をわかった気になっているが、実は何もわかってない!』と大騒ぎになった。

まあ、現代の哲学という学問が、それだけ混乱しているということなのだろう。

さて、ITの世界では長年、人間の言葉を理解しあやつれるコンピュータプログラムを研究しているが、うまくいったためしがない。

なんとなくそれらしい会話はできても、どこかぎこちない。それはたぶん、人間には『生活』があるのに対し、コンピュータにはそれがないからだと思う。

さて、ネット上には、デタラメな文章を生成するプログラムが無数に転がっている。

『ヘリクツをこねる』ことに特化したプログラムはいかがだろう。
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最初に『○○は××である』と入力し、ボタンを押せば、そのデタラメな理由を自動生成してくれるというもの。

もちろん単なる遊びのプログラムだが、例のソーカル事件みたいに『ゆーてることは難しくてよくわからんが、なんとなく伝わった』という人が出てくるかもしれない(悪用禁止!)。

ちなみに人間は、リクツ立てて話すよりも、ヘリクツをこねるほうが断然得意である

ところがこれが人間の人間らしいところなのだ。

リクツだけで会話することは不可能に近い。人間が重要視するのは『理解』ではなく『納得』である。筋が通った会話しか許されなくなったら、文学も詩もなくなり、人間は言葉で感動することができなくなってしまうだろう。


たのんます
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2011年08月15日

打ち下げ花火

夏だ! どうりで暑いわけだ。

夏と言えば花火である。

ずいぶん昔であるが、家族で近所の花火大会を見に行ったとき、花火を見上げてウチのばあさんが、

「空襲を思い出すわー」

と笑顔で言っていた。

響き渡る爆発音が、戦時中の空襲の音と似ているということらしい。

たしかに両方とも、爆薬による音であるが、それが「似ている」ということが僕には意外だったし、あの悲惨な空襲を思い出しながら笑顔で花火を見ているばあさんの気分はいったいどんなものなのか、不思議であり、興味深くもあった。

さて、花火は打ち上げるもの、あるいは「ナイアガラ」のように地面に固定して火を放つものと決まっているが、こんな花火はどうだろう。
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別に空襲ではないが、飛行機から花火を投下するのだ。

通常の打ち上げ花火は、打ち上げポイントを簡単には移動できない。都会だと、ビルがじゃまになって花火が見えずにくやしい思いをすることがある。

だが飛行機投下型だと、どこでも好きなところで花火を「打ち上げ(打ち下げ)」ることができる。

万が一地面に落ちたらどうするか、という問題はあるが、川の上空などを飛行ルートにして投下すれば、危険性は少ないはずだ。

たのんます
タグ:花火 投下
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