2011年08月12日

へそを改造する

「へそ」というのは謎の器官である。

胎児の時は、誰でもへそから臍帯(へそのお)を通じて母体とつながっていたわけである。

生まれ落ち、母親から切り離された瞬間からへそのおは腐り始め、やがて自然に取れる。「へそ」はつまりは、へそのおが取れた後の傷跡ということらしい。

余談だが、「アダムとイブにへそはあったか?」ということを、神学者や哲学者が大マジメに議論していた時代があった。どうでもいいことだが。

さて、かつては誰もがへそを通じて、酸素や栄養分など、生存に必要なものをすべてまかなっていたのである。ということは、へそに改造手術をほどこせば、いまでもそれが可能なのではないか?
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点滴より手軽で、経口よりも効果的な栄養補給法。使用していないときは、へそにフタをしておき、感染などを防ぐ。

絵に描くとマヌケだが、たとえばこれを応用して、いままで考えられなかった長期間にわたって船外活動ができる宇宙服や潜水服を実現できるかもしれない。


たのんます
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2011年08月02日

第3の手

昔、こんなものを作ろうとしたことがあった。
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胸のあたりに機械製の第3の手を取り付けようというアイデア。

これを思いついたのは、どちらかというと哲学的興味からである。

普通、「自分」が身体のどこにあるかと問われると、「頭の中」にあると考える(ギロチンで首を切られるところを想像したら、胴体ではなく頭のほうが自分だと考える)。

でもそれは、頭の中に脳があるからではなく、頭に目・鼻・口という主要な器官がついているからではないか。もしも目・鼻・口が腹についていたら、「自分」は胃のあたりにいるように感じるのではないか。

逆に、すべての痛みは脳が感じているはずなのに、手をケガしたら手に痛みを感じる。これも不思議な話だ。

サルを使った実験では、サルに道具を使って食べ物をとることをおぼえさせたら、そのときの脳波は、手を使って取るときのそれと同じになったそうだ。

で、話は戻ってさきほどの「第3の手」。

センサーは、ロボットアームと胸とが接触しているところ(のみ)ある。

ロボットアームが何かに触れたとき、被験者の胸に電気ショックか何かが伝わる。ロボットアームを動かすときも、被験者の胸の微弱電流に反応して動く。

つまり、情報を受けるのも発するのも、自分の胸板の皮膚のみ。それでも何年か使い続けているうち、まるで自分の本当の腕と同じように使いこなせるようになるんではないか・・・と思った次第。

しかし、これだけ科学技術はすすんでも、義手や義肢は昔と変わり映えしない。

やっぱり需要が少ないからか。金もうけ主義の悪いところかね?

たのんます
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2011年07月26日

CDを立体化

大学時代、CDを超える大容量記憶媒体がつくれないかと、こんなものを考えた。
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CD(コンパクトディスク)ならぬCS(コンパクトスフィア)

CDは平べったい。これをいっそ立体的な球体にしていまえば、もっと容量が大きくなるはずだ、という発想。

舐めているうちにどんどん色が変わっていくアメ(知らん?)みたいに、多層構造にしておく。読み取るレーザーの焦点を変えたり屈折率のちがいを利用して、各層から情報を取り出す。

当時僕は理工学部生で、勉強はできんがアイデアだけはあった。光学系にくわしい友人に共同研究をもちかけたが、一笑ににふされた。

でもこれって、現在のDVDと発想は同じなんよね。

多層構造のDVDも、レーザーの焦点を変えることによって、各層から情報を読み取る。

色々なことを考えていると、こういう「しまった!」ということがよくある。あのとき特許をとっておけば、今頃億万長者になっていたかもしれない。

ちなみにこれを、「逃がした魚は大きい」または「捕らぬ狸の皮算用」という。

たのんます
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2011年07月12日

おっかけカメラ

最近のデジカメはよくできている。

1万円そこらで買ったデジカメにも、ちゃんと顔認識機能がついていたりする(顔以外のものを撮りたいときにけっこううっとうしいが)。

で、パソコンの画像ソフトもすごい。GoogleのPicasaとか、画像に映っている顔を判別して、自動で同一人物ごとに分類してくれたりする。

もしもデジカメが言葉をしゃべれたら『もう人間の助けなんかいらん、足さえあったら自分だけの力で写真くらい撮ったるわ』と言うかもしれない(たとえですが)。

そこで、デジカメに『足』をつけてみました。
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顔データをインプットすれば、ひたすらその人物を追いかけて写真をとりまくる!

近い将来、アイドルのおっかけもパパラッチも、すべて『無人カメラ』にとって変わるかもしれない!

まあそうなるためには、移動技術や空間認識技術の発達を待たなければなりませんが。

たのんます
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2011年06月21日

驚愕!反重力発生装置

昔、「反重力発生装置」を本気で発明しようとしたことがある。

正確には「反重力」を作るのではなく、重力に反して宙に浮くことができる機械だ。

原理は遠心力の利用にある。

ヒモにおもりをつけてブンブン振り回すと、遠心力が働き、手がひっぱられる。下方向の遠心力を何らかの方法で消し、上方向の遠心力だけを残せば、宙に浮く機械が作れるんではないか?
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支柱におもりをつけ、モーターで回転させる。

おもりは可動式にして、下向きに回転しているときは小さい半径を通るようにする。

これで「上向きの力」>「下向きの力」となり、これを複数個機体にとりつけることによって宙を飛ぶことができる!

でも世の中には似たようなことを考える人がいるもので。こんな動画を見つけた。



まさに僕が考えていたものと原理的には同じである。どこの国かはわからないが、特許出願もしているそうである。

でも僕の結論を言うと、こんな機械では宙に浮くことはできない。

遠心力を利用した反重力発生装置は、どこか「永久機関」と似た構造をしている。

「永久機関」とは、無からエネルギーを作り出す装置のこと。古代からいろいろなものが考案され、いまだに発明に命をかけている人がいる。でもこれは不可能だと科学的に証明されている。

理由は、「エネルギー保存の法則」に反しているからだ。入ってくるエネルギーと出て行くエネルギーとは常にイコールであり、「無」からエネルギーをつくりだすことは不可能だ(現実の発電所は、風や火のエネルギーを人間が使いやすい電力に変換しているだけで、決して無からエネルギーを生み出しているわけではない)。

反重力発生装置の前にも、このエネルギー保存の法則の壁がはだかっている。

わかりやすく「作用反作用の法則」に置き換えてみよう(とりあえず、似たような法則だと思ってほしい)。

体重70キロの自分が地面に立っているとき、実は地面も70キロの力で自分を押している。だから立っていられる。ヘリコプターやロケットが飛んでいられるのは、自分と同じ質量のエネルギーを重力に逆らって自分の下に放出しているからだ。

つまり、何かを「放出」しなければ物体は推進することはできないのである。ボートの上でいくら自分が動こうとも、ボートは前に進まない。ボートを進めるためには、水面を押す何か(オールやスクリュー)がなければならない。

よって、僕のアイデアやさっきの動画の機械では宙に浮くことはできない、たぶん。地面でバタバタ振動するだけで終わる。つまるところ、自分の髪の毛をひっぱって自分の身体を持ち上げようとしているのといっしょだ。

・・・でもこんな研究もある。ジャイロ効果を使った反重力発生装置



参考:http://quasimoto.exblog.jp/10192458/

回っているコマ(や宇宙ゴマ)は一見、物理法則を無視しているような動きをする。このしくみを活用して、反重力発生装置ができるのではないか、という試み。

こっちのほうが可能性はあるかな〜。

・・・と、またいらんことに首をつっこんでしまう自分であった。

たのんます
posted by にあごのすけ at 20:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 科学アイデア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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